銅φ2 極小径をどうやったら削れるのか?
この記事の3つのポイント
- 極小径や微細な加工で、製作できる加工業者が見つからず困っている方へ。
- 萬代では、径・公差・材質の組み合わせを踏まえ、製作可能な加工業者を、加工業者との連携を通じて選定・提案します。
- サイズに関わる極小径・微細加工のご相談は、萬代へお気軽にご連絡ください。
お客様から極小径の加工依頼がありました。
ピンの加工ですが、φ6からφ2に旋盤加工、面粗度Ra1.6、さらにM4のタップ加工まであります。
私自身実際、加工経験はありませんが、相当神経の使う作業になることは想像できます。
早速以前φ4の旋盤加工を行ってもらった”ふるさと加工ネットワーク”に依頼しました。
自社で小径チャックを製作し、加工することを得意としています。ただし今回は製作不可との事・・・
理由としては、材質が「銅」であること、NC加工が必要であることの2点でした。
φ4加工品の素材はSUS304でしたが、今回は銅です。
銅はSUS304に比べ硬度が低く加工中に歪む可能性があり、φ2だとなおさら歪むリスクが高くなるためです。
さらに前回と比べ削り箇所が多く、公差も厳しいためNC旋盤で加工する必要があります。
前回は汎用旋盤での加工で自作チャックを使用しての加工でしたが、
本加工業者さん保有のNC旋盤ではφ2のチャッキングが出来ず、あえなく断念となりました。
依頼主であるお客様も一朝一夕ではできない加工との認識はありますが、何等かの期待感を持って弊社にご依頼
いただいたと思いますので、それを裏切るわけにはいきません。
その後、改めて”ふるさと加工ネットワーク”を駆使し、何とか受注することができました。
”ふるさと加工ネットワーク”は、高い専門性をもった加工業者さんとの提携により、形成されています。
今回のような難題の加工品でも形にでき、改めて優位性を認識しました。
診断ガイド
- 現象確認:極小径の加工を依頼したいが、対応できる加工業者が見つからない。
- 数値状況:径・公差・面粗度の要件が、加工方法に落とし込めていない。
- 使用環境:材質によって歪みやすく、加工難度が高い。
- 発生頻度:微細加工を伴う依頼が、繰り返し出てきている。
- 対処状況:難加工に挑戦できる加工業者を相談できる相手がいない。
→ 図面をご提示いただければ、製作可能な加工業者と加工法を選定し、ご提案します。
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