熱処理・研磨に自信アリ!新しい加工パートナーさんをご紹介します!!

https://www.agency-assist.co.jp/column/705/
お久しぶりの投稿になってしまいました・・・Mr.Tです。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は大変ありがたいことに、
お客様からたくさんのお問合せをいただき、
日々全力で駆け抜けております!!
ですが、まだまだお客様のお役に立ちたいと思っておりますので、
お問合せをお待ちしております!!!

さて、先輩ブロガーが前回のブログで
☆ダイス・ハイス鋼の切削から熱処理・研磨加工を自社で一貫生産される加工業者☆
と題して新しい加工パートナーさんをご紹介していますが、
文中にある「弊社営業担当者」は、なんとワタクシMr.Tでしたので、
今回は実体験をもとに、より詳しくお話したいと思います!
萬代のお悩み解決事例はコチラ!

お客様へ訪問し、購買ご担当者さま(Aさま)と他愛もない世間話をしているときでした。
別の購買ご担当者さま(Bさま)が
「Aさん!!この部品どの加工業者も図面通りできないです!!」
と言いながら図面を持ってこちらへ走ってこられました。
私もコッソリ図面をみてみると、

・材質:SKS3
・数量:10本
・熱処理後に研磨仕上げが必要
というような図面でした。
AさまがBさまへ詳しく聞いていくと、
・SKS3は熱処理で歪みが発生しやすい(ここではほぼ100%歪むと仰っていました)
・研磨するには歪みを修正しなければならない
・修正できたとしても、全長に対して径が段になっており、円筒研磨で一気に研磨できない
・納期は1~2週間
ということがわかり、かなり難易度が高いと言えそうです。
また、既に出ている回答では熱処理による歪みを抑えるため、加工業者さんは材質変更を希望されているようでしたが、
金型に使用する部品のため、優れた焼入れ性により高い強度と硬度を備えたSKS3を採用したいお客様の意図がありました。
盗み聞きをしながら私も考えていたところ、
新規でお問合せをいただき工場見学をさせていただいた加工パートナーさんを思い出しました。
さらに、見学中現場にSKS3の札が付いた丸棒を発見し、
「こんな材質も扱っているのですね」
と質問したのを思い出したのです!!
その時のご回答が「全然やってますよ、依頼あれば是非声をかけてください」でした!!
AさまとBさまが話されているところを遮って、
「この図面、僕に任せてもらえませんか?」
と告げ、その場で加工パートナーさんへ電話で聞くことに!!
概要を伝えると、
「恐らく大丈夫だと思います!図面を送ってください!」
とお返事がありました!
萬代のお悩み解決事例はコチラ!

帰社して直ぐに図面を送ると、
「円筒研磨と旋盤を駆使すれば図面通りにできそうです!」とのご回答がありました。
熱処理はノウハウで歪みを最低限に抑え、基本的には円筒研磨で対応し、
高難易度箇所は旋盤で芯出しを行い専用の工具で研磨するそうです。
長年、熱処理部品を扱い、研磨には自信があると仰っていた加工パートナーさん、
歪みを極力減らした熱処理から円筒研磨、旋盤でも研磨仕上げをやってのける神業です!
さらに今回の部品を1.5週間で仕上げていただきました!!
萬代のお悩み解決事例はコチラ!

完成した加工品をお客様へ納品した際に、
「正直本当にできるとは思わなかったよ、あの時萬代さんに依頼してよかった」
と嬉しいお言葉をいただきました!
「実際に加工パートナーさんへ足を運び、この目で見る。」
ということが重要だと改めて感じた案件でした。
量産の熱処理品を得意とする加工パートナーさんに加え、
この度小ロットの熱処理品を得意とする加工パートナーさんが加わりました!!
このように萬代は日々アップデートしています!!
熱処理でお困り事がございましたら、是非萬代までお問合せください!
また、新しい加工パートナーさんのお問合せもお待ちしております!!
株式会社萬代へは、LINEまたはZoomでもお問い合わせいただけます。
すぐに商談を行いたい!ざっくりとした見積を知りたい!こんな部品でも対応可能?などにご対応いたします。
お気軽にお問い合わせください。

