海を越えて体感!中国の ”日本品質” 加工現場へ!!

梅雨が明け、7月になりました。本格的に夏がやってきます。
しかし6月で既に最高気温30度超え?!
既に夏バテ気味のMr.Tです。
2024年3月のブログですが、実はこの後から海外の加工業者さんとの取引を始めていました。
機械要素技術展を中心に、低価格・高品質・日本語可を満たす加工業者さんをリサーチし、
お客様へご提供する前に弊社でテスト品の制作を依頼するなど、1年かけて検討してきました。
その中でも中国・大連にある加工業者さんは、「単品・多品種少量品」を得意としており、
低価格はもちろん、国内を含む他社では制作不可だった高難易度の加工品を見事に仕上げるなど、
技術面でも光るものがありました。
ですが、皆さまの持たれる海外の加工業者さんのイメージは恐らくネガティブな要素が強いと思います。
お客様へ自信を持ってご提案するには、工場をこの目で見なければならない!!
という信念で、これまで国内のふるさと加工パートナーさんへ足を運んできました!
そしてそれは中国も例外ではなく・・・
ということで、今回は中国・大連にある加工パートナーさんを訪問してきました!!
大連空港に到着すると、加工パートナーの社長と副社長が「株式会社萬代さま!ようこそ!!」
と書いた紙を掲げて私たちの到着を待っておられました。
「良い出張となるよう、精一杯サポートさせていただきます!」
社長と副社長は満面の笑みで私たちを迎え入れていただきました。
特に副社長は日本語がとても堪能で、関西弁まで使いこなしていました(笑)
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冒頭でお伝えしましたが、
今回の加工パートナーさん最大の特徴は「単品・多品種少量品」に強みを持っていることです!
対応可能な加工は幅広く、
マシニング、旋盤、研磨、ワイヤーカット、さらには溶接まで。

取引先は100%日本企業ということもあり、保有する設備のほとんどが日本メーカーでした!
対応可能な幾何公差は3/1000、協力工場で4m超の大型部品の実績もあります。

「この形状いける?」「この精度は?」といったこちらからの相談に対して、
「できません」という回答ではなく、
「こうすればできます」と制作可能な形状をCADデータにしてご提案いただける技術力も魅力です。
実は、社長は元々日系企業で長年現場を経験されており、
今回の加工パートナーさんを創業された際も社長が自ら機械を操作していたそうです。
そのため自社の設備内容や幾何公差などの図面の意味を深く理解されており、
社員への教育も社長自ら行うため、会社としてのレベルが高いのも頷けます。
工場を見学させていただいた際にも、現場の方が社長に質問している姿が印象的でした。
今年2月にISO9001を取得した工場は作業スペースの整理整頓、安全管理など
日本国内では ”あたりまえ” と思っている基準がしっかりと実行されていました。

そして今回の視察で1番衝撃を受けたのが、検査についてです!
検査精度へのこだわりは日本基準でした!!
次回は検査について詳しくご紹介します。
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