ワイヤーカットで超鏡面仕上げ!?
梅雨が始まり、幾分か経ちましたね・・・昨年まではこのブログで自転車通勤の大変さを訴えてきましたが、今年は違うネタでこの場を盛り上げたいと思います(笑)
実はこれまでのブログでもちょちょこ触れていましたが、私の息子が少年野球に励んでおります。
少年野球・・・それは子供達がおもいっきり野球を楽しむ場所!!
だけではないんです!!
子供達が精一杯頑張れるように・・・裏方では親達が子供達のために精一杯汗水を流す場所です(笑)
先日、梅雨の時期あるある!?な出来事がありましたのでご紹介します。
その出来事とは・・・「グラセン」
グラセンと言えば思いつくのが、阪神甲子園球場の守り神「阪神園芸」さんですが、先日その「偉大さ」を感じる場面がありました。
試合当日の朝・・・前日の豪雨でグラウンドがぐちゃぐちゃ…。
さすがに今日の試合は中止だろうと高をくくっていた訳ですが・・・考えが甘かったようです。
本来10時からの試合予定でしたが、グラウンド整備のため15時からプレイボールにずれ込みました。
10時~15時の間に何がおきていたのか!?
いい歳のおっさん軍団がひたすらにグラセン…。
選手たちが少しでも良い環境で試合を行えるよう、それはもう徹底的にグラセンです。
現場の様子はこちら↓↓
スポンジで水抜き、新しい土をグラウンドにまき、トンボでならす。無心で繰り返しました…。
しかも・・・まだ天候も不安定。我々の心を何度も折りにきましたが、”気合と根性” だけで乗り切りました!!
結果、選手たちは嬉しそうに試合を行っていましたので、結果・・・まぁ良かったと思います。
が、自転車通勤に加え、あらたな梅雨時期の悩みが増えた・・・と感じる一日でした。
では本題に移ります。早速ですが以下の写真をご覧ください。
ステンレスを加工した製品ですが、平面研磨での鏡面仕上を行っていると思いませんか?
側面を見ていただくと木目がくっきりと映っているのが分かります。
次はこの写真です。
円や多角形の内面にご注目ください。円は内径研磨で仕上げれると思いますが・・・
多角形はどのように仕上げているのでしょうか?
多角形の鏡面仕上げは「人の手」により少しずつ仕上げるしか、イメージがつきません。
ですが、人の手でここまで仕上げるとなると膨大な時間がかかることは想像がつきます…。なのでそんな手法は非現実的です…。
実はこの製品、「ワイヤーカット」で加工した製品です!!
「えっ!?ワイヤーカットでここまでのピカピカに仕上げが出来るの?」と思いますが、
外周面含め多角形内面の鏡面仕上げまで加工面全てをワイヤーカットで加工しています!
では皆様お待ちかね、実際の加工方法をお伝えします!!
と言いたいところですが・・・それは無理です、企業秘密です。
ですが、この加工業者さんはワイヤーカットを用いる加工が多く、ワイヤー線の太さ、プログラムなどなど加工機導入時にメーカーさんと相当綿密な打合せを重ねられたとのことでした。
さて、実はこの製品!!
ブログ愛読者の方でしたら気づかれたかもしれませんが、これまで何度かブログにてご紹介しました “ふるさと加工パートナー”さんが製作しています。
「手のひらサイズの金属加工であれば日本一」と謳われる技術は、ほんまもんです。
これまで蓄積されたノウハウにより、ワイヤーカットにおける超鏡面仕上げの品質にも納得です。
研磨?ワイヤーカット?この形状をどうやって仕上加工を行えば・・・
と悩まれている読者の方がいらっしゃれば是非お声がけください!!
さらに、最近は「リバースエンジニアリング」にも精力的に展開し取組んでおられます!
次回は、「こんなものまでリバースエンジニアリングで製作できるの!?」をご紹介したいと思います。
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