なぜ面接官は「その人らしさを見たいのか?」その理由は?
前回のブログでは、面接官が見たいポイントは “あなたらしさ” とお伝えました。
では、なぜ面接官は ”あなたらしさ” を見たいのでしょうか?
以下、あくまでも採用側目線で述べていきますので、採用の裏側と思って読んでください。
弊社は主に中途採用を行っているからこそ、より大切にしているポイントなのですが、
”入社後のズレを減らす”
これに尽きます!
いざ働いてみると、アレっ何か違うぞ!?となってしまうことが、採用側&求職者側の双方ともに経験があるのではないでしょうか?
採用活動は、求人媒体の選定から求人票の作成、応募者の書類選考、面接、試験の準備、入社時に必要な書類整理・手続きなどなど・・・
採用側としてはめちゃくちゃ労力がかかります!!
なので入社後、「やっぱり合わないから辞めます…。」となってしまうことが正直キツイです!!
とは言え、お互いに働いてみないと見えない部分が多くあり、そのために試用期間が設けられているのですが・・・
それでも、採用側としては入社後の退職リスクを出来るだけ軽減したいのが本音です!
そのために弊社では応募者の方に対し、面接だけでは判断せず、筆記・エクセルのテスト・性格診断テストを受けていただき、
面接官の感性のみに頼るのではなく多角的な観点から採用可否を判断させていただいております。
中小企業の中途採用でここまで採用活動に力を入れるのは珍しいかもしれませんが・・・
力を入れる理由は、前にお伝えしました ”入社後のズレを減らす” ためです。
ここで応募者の方にお願いなのですが、面接時は「その会社向けにカスタマイズした自分」ではなく、可能な限り「ありのままの自分」を出していただきたく存じます!!
ちなみに面接官も人間です。応募者の方にオスカーを狙える演技をされると絶対に騙されます(笑)
余談ですが、これは弊社が主に中途採用を行っているから言えることであり、新卒採用はこのかぎりではないと私は思います。
学生と社会人の一番大きな違いは「経験値からもたらされる考え方」だと私は思います。
新卒の方であれば、志望する会社さんに対して自分なりの理想を描きカスタマイズした姿で面接に臨みみごと採用された場合、入社後そのまま理想の自分へ近づいてく可能性もあります。
これに対し、求職者様のキャリアがあればあるほど、入社後にこれまでのご自身のキャリアとは異なる理想の姿に近付けるのはとても大変なことです。
以上、2回にわたって採用側からの目線でお伝えをしてきました。
このブログでは「面接に受かるための方法」を書いているわけではないため、他のポイントについては特に触れません。
が、面接官によっては、このようなポイントを見ているんだなぁと、読者に方に少しでも感じてもらえれば幸いです!!
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